おいしいトマトの話

トマトのお話。トマト大好きトマト先生がトマトをオススメする理由。

トマトの出身地

 トマトの種類はなんと世界で8000種類もあるといわれています。(覚えられませんよね)

 トマトの語源は「トマトゥル=膨らむ果実」
 イタリア語 「ポモドーロ=黄金のりんご」
 フランス語 「ポム・ダム=愛のりんご」
 イギリス語 「ラブ・アップル=愛のりんご」

 価値ある高価な果物のことをりんごといったそうで、フルーツのようにみえるトマトもこのように呼ばれたのでしょうね。

 トマトの出身地は中南米のアンデス山脈といわれています。インディアンや鳥によってメキシコに運ばれ、トマトを食べては種を捨て、その種が実をつけ、分布を広げていったそうです。
 トマトの語源のトマトゥルとはホオズキのことで、トマトとホオズキが似ていることから同じ名前で呼ばれ、どちらも煮て食べていたらしいです。

コロンブス

 イタリアのジェノバ出身の探検家で、スペインの援助を受け1492年に新大陸発見をしたと言われてますが、16世紀にスペインの征服者エルナン・コルテスがメキシコの帝国を滅ぼし、戦利品で持ち帰った中にトマトがあったそうです。コロンブス新大陸発見とトマトがかかわりがあるというわけです。

 ただ、トマトははじめ毒をもつものと思われ食用とされず、赤く美しいので鑑賞用として扱われていたようです。イタリア人が飢餓からトマトを食べたのが食用の始まりとなり、地中海沿岸中心にトマトの食文化が広まったとされます。

トマトの栄養

 トマト先生としてはトマトを好きになってもらいたいので、トマトの栄養の話もわかりやすくしておきます。
 トマトの栄養成分は、ものすごいもので、赤い色素成分のリコピンは健康の源なんですよ。トマトはリコピンの含有量がとても高いので、抗酸化作用、つまり生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する働きがあるんです。ストレスや過度の飲酒で活性酸素が増えていくので、二日酔いにトマトジュースがいい理由もおわかりですね。

 このリコピンは油に溶け、熱に強いのでオリーブオイルと一緒に摂ると効果抜群です。

 トマトのリコピンパワーはすぐれもので、老化予防・免疫力アップ・生活習慣病予防・ダイエット効果・メタボ対策・脳機能アップとすべてにいい!また、ビタミン・グルタミン酸・ミネラル・クエン酸・ペクチン・ルチンと栄養は豊富です。

 トマトキッチンでもトマトを、献立やお菓子などにも取り入れていきますね。

トマト